Profile

田中康寛 Yasuhiro Tanaka

リサーチャー

オフィス家具の商品企画・マーケティングを担当した後、2016年より働き方や未来社会のリサーチ・コンサルティング活動に従事。国内外の働き方・働く場・働く人にまつわる統計的調査や質的調査に携わっている。

News

書籍『YOKOKU Field Notes #02 韓国・勝ち敗けのあわい』を出版

「自律協働社会」の兆しを個別の地域から探索するヨコク研究所のリサーチ活動とそのレポート〈YOKOKU Field Notes〉第2号となる書籍を2024年3月12日に刊行しました。

本書では、競争原理や能力主義が席巻する今日の韓国社会をフィールドにしています。
リサーチの問いは、競争が枕詞になって久しい「教育」や「経済活動」の分野のみにとどまらず、「地域間格差」「遺伝情報としての種子の市場価値」「国家間の友敵関係」までもをその射程に収めます。
"勝ち/敗け"というフレームを脱して世界を作り変えようとする、韓国各地の6つの自律的・協働的な取り組みに注目する一冊です。

書籍『WORKSIGHT[ワークサイト]22号 ゲームは世界 A–Z World is a Game』を出版

ヨコク研究所のオウンドメディア「WORKSIGHT[ワークサイト]」22号を2024年1月31日に刊行しました。
22号の書籍のテーマは「ゲームは世界 」です。
ゲームはいまエンターテインメントの枠を越え、社会を規定する経済的、政治的、心理的、そして技術的なシステムが象徴的に統合されたシステムとなりつつあります。本号では、「ゲームを通して見れば、世界がわかる」という仮説のもと、ゲームに関連するキーワードをA〜Zに当てはめ、計26本の企画を展開。多様に拡張しつつ進化/深化するゲームから現代社会を見つめています。

コクヨ×京都大学イベント『「世界一風通しのよい会社」はどのように実現できるのか? ―研究・経営のトップランナーと紐解く、働く幸せの育み方―』を2024年2月21日に開催

人間関係・組織文化・ワークプレイスなどを切り口に、京都大学・内田由紀子教授とコクヨ代表取締役・黒田英邦とのパネルディスカッションを通じて「ウェルビーイング×働く」を深く掘り下げていきます。

GRASP Exhibition 「Digest The World ──世界を鷲掴みする、採集的リサーチの実験展」を、2024年2月10日〜18日にn.5下北沢にて開催

「採集行為」を手がかりに、自らの身体をひらいて「自律協働」の探索と実践を試みる〈GRASP〉プロジェクトでは、リサーチの方針や活動理念を非言語的に伝えるべく制作した超短編アニメーション映画を軸に、その制作プロセスをひもとく展覧会を、2024年2月10日(土)〜18日(日)の期間、下北沢n.5にて行います。

統計レポート『同調から個をひらく社会へ ―文化比較から紐解く日本の働く幸せ―』を発刊

【レポートダウンロードページ】ヨコク研究所は、京都大学・内田由紀子教授との共同研究を通じて、日本特有の働く幸せを探究した統計レポート『同調から個をひらく社会へ ―文化比較から紐解く日本の働く幸せ―』を2024年1月11日(木)に発刊しました。