レポート『YOKOKU Field Research ―鹿児島― 後編:巻き込まれ合う個人・組織・共同体』を発刊

YOKOKU Field Researchは、「自律協働社会」の兆しを個別の地域から模索するリサーチ活動です。
今回は鹿児島県でフィールドワークを行い、若手の経営者・活動者同士のコミュニティが生まれ始めている鹿児島本土の動向や、離島である甑(こしき)島が抱える環境条件の制約とその中から生まれる持続可能なあり方を、他地域にも共通するイシューとして捉え、個人や共同体が地域の中で作用し合う状況について調査しています。

レポート後編となる『YOKOKU Field Research ―鹿児島― 後編:巻き込まれ合う個人・組織・共同体』では、鹿児島県の甑島に拠点を構える「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」の方々への参与観察とインタビューを実施。
離島ゆえのインフラの脆弱性、50%という高い高齢化率、経済圏や生活圏の地域コミュニティとの親密さ、といった環境下で活動する個人や組織のあり方から、「自律協働社会」の7つの兆しを発見しました。少子高齢化や人的リソース不足、バーンアウト、地域関係の希薄さなどの問題を考えるうえで、オルタナティブな気づきを得られる内容となっています。

※前編『YOKOKU Field Research ―鹿児島― 前編:地域の景色を変える5つの実践』はこちらから閲覧ください